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【瞬間英作文】2ヵ月でTOEICスコア 180点アップ!

瞬間英作文の効果

結論から書くと「音読パッケージ」と組み合わせることで
 
2ヶ月間TOEICスコアで180UPしました。

その間の勉強時間は「音読パッケージ」と合わせて70~80時間です。
 
1日1時間半以内の計算になります。
 
このときTOEIC対策はほとんどしていません。

こんな方にオススメ

TOEICスコアが800点未満
・リスニングが苦手
・本物の英語力をつけたい 

瞬間英作文とは

 読んで文字のとおり瞬間」的に「英作文」をすることです。
 
学校の授業では「英作文」はやったことはあるはずですが、瞬間英作文」の方は、経験者は少ないと思います。
 
このトレーニングは「音読パッケージ」と双璧をなす初期段階(TOEICスコア400~600)の必須科目です。

なぜ英作文?

TOEIC(L&R)はリスニングとリーディングだけだから、英作文は関係ないだろ、いい加減にしろ!と言われそうですが、関係大ありです。

英作文だけど英作文じゃない?

まず、このトレーニングの英作文はあなたが想像する英作文ではありません
 
英作文は
 
・小難しい日本語の文章が与えられて
・ウンウン長時間悩みながら英文を捻り出す
 
というイメージがあると思います。
 
 
この瞬間英作文はその真逆です。
 
・バカらしい程簡単な短文を
・一瞬(数秒)で弾き出す
 
そんな英作文です。
 

例えば、こんな文です

 

これはいい本です。

This is a good book. 

 

拍子抜けしたと思いますが、このような中学レベル英語のみでレーニングを行います。

 

バカらしいほど簡単ですが、簡単であることが「瞬間英作文」のキーなんです。

 

瞬間英作文の効果・効能

まず「音読パッケージ」で触れたように、リスニング力が向上します。

 

次にリーディング速度が上がります。

 

これは、このトレーニングで「英語」を「英語」のまま理解する回路が頭の中に出来上がるからと考えています。 

教材の紹介【テキスト or アプリ】

 

アプリ版を購入しよう

テキスト版とアプリ版がありますが、わたしは断然、アプリ版をオススメします!
 
テキスト版は見開きページに10問あり、左側に日本語、右側に英語が書いてある構成になっています。
 
レーニングの性質上、
 
1問目:日本語→英語
2問目:日本語→英語
3問目:日本語→英語
4問目:日本語→英語 。。。以降10問目まで続く
 
という進みかたなので、目線の動きが多いくなり、時間がかかります。 
 
f:id:englishmap:20191202204416j:image ↑テキストサンプル
 
その他のデメリット
・次の問題の答えが見えてしまうので、紙で隠す必要がある
・音声再生とリンクしづらい
・運転や散歩しながらできない
・シャッフルができない → 後述します
・CDを取り込む必要がある
・アプリの方が安い(テキスト版:1,980円 アプリ版:1,220円)
 等、、、
 
よほどの理由がない限りはアプリ版を購入してください。

学習レベル

学習レベルは中学1年~中学3年レベルです。

 

そんなレベルでTOEICに役立つの?と思うかもしれませんが、役立ちます。(断言)

 

わたしはこれで結果を出しました。

(2ヶ月でTOEIC615→795

 

文例

問題の最初は

「中学1年レベル:1-1 this/that」

 

・This is a good book.

 -これは良い本です。

 

から始まります。

 

最後は

「中学3年レベル:3-22 関係副詞・when」

 

・Do you know the time when the plane will arrive?

 -飛行機が到着する時間を知っていますか?

 

で終わります。

 

本当に中学レベルだけの教材です。

 

実践編

さあ、いよいよアプリを開いて実践です。
「音読パッケージ」  に比べると単純でやりやすいです。

使い方

アプリを開いて、「Part1 中学1年レベル」→「1 this/that」を選択すると、学習がスタートできます。

 

その後は

①:日本語を見る

②:口頭で英作文

③:答えを見聴きする

④:③の音声のリピーティング

 

を10問続けると1項目が終わりです。

 

アプリ画面はこんなかんじです


瞬間英作文 1-1の5まで サンプル

 

次はサイクル回しにおける具体的な注意点を見ていきましょう。

 

サイクル回しについて

1サイクル目

1サイクル目は少し時間がかかります。

 

【ステップ1:日本語から英作文】

日本語を読んですぐに口頭で英作文してください。

 

分からなくても1問10~20秒経ったら、答え合わせをしてください。

 

それ以上の時間はかけないでください。

 

英語の瞬発力をつけるトレーニングなので、長考は不要ですし、あまり長く考えると、

「英語」を「英語」まま理解する回路に「日本語」が住みついてしまいTOEICで重要になる処理速度に悪影響となります。

 

*ここでは a や the が抜けやすいですので注意してください。

 

【ステップ2: 英文の音読】

音声を真似て何度も音読してください。

 

アプリ画面の「右下に音声再生ボタン」がありますので、発音・イントネーションに気をつけて口に馴染むまで続けてください。

 

馴染んだら、英文を見ずに発音してください。

 

ここでのコツですが映像を浮かべながら音読すると効果的です。

 

例えば「This is a good book.」なら、

 

「好きな本を持っている自分」が「これは良い本だよ」

 と言っている風景を思い浮かべながら音読してください。

 

これを10問目までおこないます。

 

【ステップ3:1~10問のおさらい】

使い方の動画のようにサクサクと項目全体をおさらいします。

 

ここでスラスラと瞬間英作文ができない場合は【ステップ2: 英文の音読】のように、口に馴染ませてください。

 

そして10問目が終わったら、1サイクル目終了です。

 

2サイクル目以降

2サイクル目以降は【ステップ3:1~10問のおさらい】のみです。

 

ここでも1問あたりに時間をかけずサクサク問題を解いていきましょう。

 

学習プラン

1項目10問ですぐに終わってしまいますので、セグメント(かたまり)に分けてサイクルを回します。

 

学習管理もセグメント単位でできますので、オススメです。

 

下記はわたしの実例ですので、分け方に決まりはありませんが、参考にしてみてください。

セグメントの分け方(例)

セグメント1:中学1年レベル 1~11

セグメント2:中学1年レベル 12~23

セグメント3:中学2年レベル 1~11

セグメント4:中学2年レベル 12~22

セグメント5:中学2年レベル 23~34

セグメント6:中学3年レベル 1~11

セグメント7:中学3年レベル 12~22

 

アプリ中のセグメントの分け方を動画でとりました。

 


瞬間英作文 セグメント分け方

 

*セグメントに分ける場合は「一覧モード」になり出題レイアウトが変りますが、レーニング方法は同じです。

 

サイクルの回し方(例)

これもわたしの例ですので、参考にしてください。

 

セグメント1~2を10サイクル

セグメント3~5を10サイクル

セグメント6~7を10サイクル

セグメント1~7(全体)を10サイクル

 

合計20サイクル回しました

 

おかわりモード 

 全体を20サイクル回したので、物足りなくなり、アプリホーム画面下の「例文のおかわり」から「おかわりモード」を追加しました。
840円で追加できます。
 

おかわりモードの内容

出題範囲はほぼ同じで、項目はやや少ないです。
 
中学1年レベル:1~19
中学2年レベル:1~29
中学3年レベル:1~21
Extra Part:1~2(仮定法過去・仮定法過去完了)
シャッフルモード機能 → これが便利! 
 
おかわりモードは全710問なので、本体の790問よりはちょっとだけ少ないですが、おかわりのためか、1問あたりの単価は安いです。
 

おかわりモードのセグメントの分け方(例)

中学1年レベル:1~19 → セグメント8
中学2年レベル:1~29 → セグメント9
中学3年レベル:1~21 → セグメント10
 
おかわりなので、学年レベルごとセグメントでくくりました。

おかわりモードのサイクル数

おかわりモードの問題レベルは初期内蔵の問題と同じですので、ほとんど1サイクル目から、【ステップ3:1~10問のおさらい】でできました。
 
わたしは10サイクル回しました
 

おかわりモード シャッフルモードの価値 

問題をシャッフルする目的はいろいろな構文を瞬時に引き出せるようになることです。
 
アプリの初期状態だと構文ごとに分かれ、更に問題の並び順もそのままなので10サイクル目ぐらいになると問題を覚えてしまいます。
 
その惰性を解き放つのがシャッフルモードです。
 
さて、瞬間英作文にはシャッフルモードをテキストにしたものがあります。

 

 

瞬間英作文のコンセプト上、レベルはほぼ一緒です。

 

これらはテキストなので「シャッフル」といっても、テキストを開くたびに配置が変わるわけはないので、10サイクルも回したら問題を覚えて、惰性が始まってしまいます。

 

そういった意味でもアプリ版のシャッフルモードはとっても価値があります。

 

スキマ時間は【自動再生モード】がオススメ!

 このアプリには「自動再生モード 」があります。

運転中や通勤中のスキマ時間に学習ができます。
 
下に「自動再生モード」の動画を貼りますが、わたしは画面を切ってバックに入れイヤホンを使って「自動再生モード」で学習しました。
 
文字情報がなく、音声情報から英作文をするため、一段回上のトレーニングになります。
 
10サイクル回した項目から始めると、ちょうどいいと思います。
 
下の動画は「自動再生モード」を録画したものです。操作せずに勝手に問題が進んでいきますので、けっこう集中力が必要です。
 
 
自動モードにするには「アプリホーム画面」→「右斜上の設定ボタン(歯車)」を選んで下の画像の通りに設定してください。
 
f:id:englishmap:20191202185528p:image
f:id:englishmap:20191202185532p:image
 
「ポーズ時間」は自分のペースに合わせて設定してください。
 
わたしは「ポーズ時間」は最初は「ゆっくり」からはじめて最終的には「早い」で、できるようになりました。

 やってみた感想

1サイクル目は a や the や s を抜かしたりしました。
 
そして、簡単そうにみえる文でも、作文できないことが多かったです。
 
「音読パッケージ」と比べるとクイズのようで、わたしはこちらのトレーニングの方が好きでした。
 

やってみた履歴と結果

初期内蔵問題は20サイクル
 
 おかわり は10サイクル
 
+αで「全体(1500問)のシャッフル」をスキマ時間でやっていました。
 
 「全体(1500問)のシャッフル」はシャッフル版テキストと同等と考え、積極的にやりました。
 
このモードは途中停止&再開できないので、正確にはカウントできませんでしたが、時間の許す限り気ままにやっていた記憶があります。
 
ちなみに1500問すべて終わるのに数時間かかるので、最後までやったことはないです。
 
4ヶ月間で100時間やりこむ程、お気に入りのトレーニングでした。
 

 

ちなみにTOEIC795をスコアしたのはセグメント1~7の17サイクル目終了した段階でした。
 

おわりに 

「瞬間英作文」は「音読パッケージ」と並ぶわたしの基礎英語力を築き上げてくれたレーニングです。
 
この2つのトレーニングに集中するだけで、結果は必ずでます。
 
TOEICスコアが400~600で停滞している方は単語帳も試験問題集も一旦そばに置いて、とりあえず2か月間続けてみてください。